インビザライン治療の流れ

治療費や治療期間の目安に関してもお伝えできます。

また、ご希望があれば当日の精密検査も可能です。お気軽にお申し付けください。

CT撮影を行わない医院も多いのですが、当院では歯科用CTでの３次元診断も行っています。

２次元のレントゲンではわからない、骨の厚みや顎の幅、歯根の正確な長さ、顎関節の形状を見ながら診断することで、より安全で正確な治療計画を立てられるからです。

その他、歯型の採取やiTeroによる詳細なスキャニングも実施。これらのデータを元に治療計画を策定します。

また、歯周病や虫歯の検査も行い、矯正治療に影響しないよう配慮します。

当院で治療計画を作成する際は、熟練した矯正担当医が一つひとつの歯を0.1mm単位で細かく調整します。インビザラインのAIに全て頼るようなことはしません。

この治療計画のご説明時に、歯がどういう風に動くのか確認できるシミュレーション動画をお見せします。

その後、患者さまのご要望を伺い、必要に応じて治療計画の修正もその場で行うことが可能です。

合わせて治療費や治療期間に関してもお伝えします。

ご不明点やご心配な点があれば、どうぞお気軽にご質問ください。わかりやすく、丁寧な説明を心がけております。

契約完了後、インビザラインのマウスピース製作をアメリカにて開始します。

マウスピースのお渡しと共に、正しい使い方や注意点について詳しくご説明いたします。

1日22時間以上はマウスピースを装着すること。そして毎週新しいマウスピースに交換すること。この2つをお願いしています。

歯科衛生士が経過観察を行う医院もある中、当院では必ず矯正担当医が歯の動きを確認します。

人の体にはイレギュラーな事態が起こりがちで、想定通りに歯が動かないこともあり得るからです。

そのため、矯正担当医が毎回必ず確認し、イレギュラーな事態にも迅速に対応できる体制をとっています。素早く治療計画に手を加えて軌道修正すること。これが、矯正成功の鍵となるのです。

また当院は、スマホアプリを使用したモニタリングシステム「デンタルモニタリング」を導入し、患者さまのお口の状況を遠隔で確認できるようにしています。

治療中のわずかな変化を速やかに検知し、必要に応じた対応が可能です。このシステム導入により、来院ペースを3〜6か月程度に減らせるようになりました。

また、矯正中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的な歯のクリーニングを実施し、予防に努めています。歯磨きをはじめとしたご自宅でのケア方法についてもアドバイスいたしますので、ぜひ私どもにお任せください。

このリテーナーは、透明なマウスピース型で目立ちません。

初めは矯正中と同じように、リテーナーをお口につけて1日の大半を過ごしていただきます。様子を見ながら段々と装着時間を短縮し、歯並びが安定したら保定期間の終了です。

症状に応じて変動しますが、保定期間の目安は約2年です。

この期間中は、後戻りが起きていないかを定期的に確認するため、3か月に1回ぐらいのペースでご来院いただく必要があります。