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口ゴボとは、上下の前歯が突出している状態を指します。医学的には上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)と呼ばれ、上顎前突(出っ歯)と下顎前突(受け口)が合わさった状態です。
一般的に、上顎前突は上あごの歯が前方に、下顎前突は下あごの歯が前方に傾斜することで生じます。この状態が重なることで、口ゴボの特徴である上下の前歯の突出が顕著になるのです。
口ゴボは見た目の印象を大きく左右するだけでなく、噛み合わせにも影響を及ぼします。
口ゴボを放置すると、次のような弊害が生じる可能性があります。
口ゴボは、笑ったときに前歯が目立ちすぎてしまうなど、見た目の印象を大きく損ねる原因となります。特に、成人になってからの口ゴボは、第一印象に影響を与えかねません。
また、口ゴボの状態では上下の歯が正しく噛み合わないため、食べ物を上手く噛めなかったり、あごに負担がかかったりします。放置すると、顎関節症などを引き起こす可能性も。
発音の不明瞭化は、日常生活に少なからず支障をきたします。「さ」「し」「ち」などの発音が上手くできないのは、口ゴボによって前歯の隙間が開いて空気が漏れやすくなってしまうからです。
口ゴボの原因はさまざまですが、次のようなものが挙げられます。
口ゴボの原因のひとつに、奥歯の位置が関係しているケースがあります。
奥歯が斜めになっていると、ものを噛んだ時の力が正しく働きません。通常なら上下方向だけにかかるはずの力が、斜めになった歯を伝って前側の歯にも力が及んでしまうのです。
これが連鎖すると、前歯を前方に押し出す力が食事のたびに発生します。その結果、前歯が突出し、口ゴボの状態になってしまうのです。
こうしたケースでは、奥歯を正しく直立させてから移動するという矯正が欠かせません。しかし格安矯正では奥歯の矯正に対応できないことがほとんど。奥歯まで含めて矯正できる治療法の選択が重要なポイントです。
前歯が並ぶスペースが足りないために、口ゴボになってしまうケースもあります。あごの大きさと歯の大きさが合っておらず、ぎゅうぎゅうになった歯が前方へ押し出されてしまうのです。
このパターンは、小顔の方やあごが小さめの方に多く見られます。
治療法としては、歯を少し削ったり抜いたりしてスペースを作り出し、キレイに歯を並べることが考えられます。
しかしいずれの方法であっても、重要なのは正確な状態把握と分析。スペースが足りないからといってむやみに歯を削ったり、よく考えず抜歯したりすることは避けなければなりません。
矯正治療の経験が不足している歯科医師だと、事前の分析を軽視してしまう傾向があります。慎重に検討を重ねられる、知識と経験に優れたドクターに任せるのが良いでしょう。
口ゴボの矯正治療は、適切に行わないと失敗してしまうリスクがあります。ここでは、よくある失敗例をご紹介しましょう。
前歯だけを矯正する、いわゆる部分矯正は、格安矯正でも行われています。しかし、前歯だけを動かすと、逆に口ゴボがひどくなってしまうリスクがあることは、あまり知られていません。
前述の通り、奥歯が斜めになっていると、噛むたびに前歯を押し出す力が働きます。前歯だけを矯正しても、奥歯からの力は解消されないのです。矯正後に再び前歯が突出してしまい、口ゴボがさらにひどくなってしまう場合もあるほどです。
口ゴボの矯正は、前歯だけでなく奥歯も含めた総合的な治療が大切です。
最新の矯正治療では、AIを活用することが多くなってきました。しかしいくら便利だからといって、AIに任せきりにすると、思わぬ失敗を招きかねないのです。
AIは膨大なデータを基に治療方針を提案します。このパターンの症状であればこの方法がよい、などのようにです。しかし、患者さまそれぞれの細かな状態まで判断することは、現状のAIには難しいと言わざるを得ません。経験豊富な歯科医師の目と技術があってこそ、AIの診断を適切に修正し治療方針を立てられるのです。
当院では、AIを活用しつつも、最終的な判断は歯科医師が行っています。患者さま一人ひとりに合わせたきめ細やかな治療を心がけているからこそ、高い治療成果を上げることができていると自負しております。
「〇か月、〇〇万円で矯正可能」といった広告を目にしたことがあるでしょうか。短い期間と安い費用は確かに大きな魅力です。
しかし、期限内に治療が終わらないケースも少なくありません。特に、経験の浅い歯科医師が担当すると、治療が長引くリスクが高まります。そもそも、診断の時点で見立てた治療期間が間違っていることもあるのです。
口ゴボの治療期間は、患者さまのご年齢やお口の状態によって異なります。画一的な料金プランや治療法では、治療が長引いたり、満足のいく結果が得られなかったりすることも。
治療期間の目安はどれくらいなのか、もし途中で想定外のことが起きたらどう対処し、どれくらいの期間延長が見込まれるのか。事前のカウンセリングでそれらを聞いてみることをおすすめいたします。
口ゴボ治療の目的は、見た目を改善するだけでなく、噛み合わせを整えることにもあります。噛み合わせが悪いことは、あごに負担がかかる、歯が磨り減るなどトラブルの原因になりえるからです。
噛み合わせが原因で頭痛や肩こりを引き起こすことも分かってきています。
しかし、治療法や担当する歯科医師によっては、噛み合わせが逆におかしくなってしまうおそれが。これは見た目優先で歯を並べようとすることが主な要因です。噛み合わせの調整までを視野に入れて治療計画を練っていれば、こうしたリスクは最小限に抑えられます。
見た目だけでなく、噛み合わせにもこだわった治療を受けられる歯科医師に任せるのが良いでしょう。
矯正治療中は装置によって歯磨きがしづらくなるため、虫歯のリスクが高まった状態が続きます。取り外しできるマウスピース型の矯正装置であっても、お口をしっかりキレイにしてから装着しないと、同様に高い虫歯リスクを抱えることになるのです。
ここで重要なのが、矯正治療を受けている歯科医院からのアドバイス。あなたの磨き方のクセやお口の状態を加味した、隅々まで清潔にできるブラッシング方法を教えてもらいましょう。
しかし矯正専門医院の場合は、こうした予防をはじめ治療にも対応できないことがありますので注意が必要です。もし虫歯になってしまったら、ふたつの医院をかけもちし、矯正治療と虫歯治療を別々に受診しなければならなくなります。
虫歯を放置すると、せっかくの矯正治療の効果が台無しになりかねません。また、歯を失うリスクも高まります。矯正治療を成功させるには、虫歯予防が欠かせないのです。
このようなリスクを回避するには、虫歯の予防や治療にも対応可能な総合歯科医院を受診するのが良いでしょう。矯正治療と並行して、定期的なクリーニングや虫歯チェックを行うことで、虫歯のリスクを最小限に抑えられます。
歯並びの無料相談を実施中です。治療後はどんな歯並びになるかがわかるシミュレーションもできます。
ここからは、具体的な口ゴボの矯正治療についてご説明します。治療法には、次のようなものがあります。
IPRとは、歯と歯の間を削る治療法です。比較的軽度の口ゴボに適しており、歯を抜かずに歯並びを整えられます。
しかし、歯の乱れが中度以上の口ゴボでは話が変わります。歯をかなり削らなければならないため、IPRで確保できるスペース量の限度を超えてしまうからです。そのため、中度や重度の口ゴボをIPRだけで治療するのは難しいのが実状だと言えます。
IPRは矯正治療の有効な選択肢の一つではありますが、口ゴボの程度に合わせて慎重に適用しなければならないのです。
拡大床は、歯を外側に広げるための装置です。あごが小さく歯が密集して前歯の突出につながっている場合に用いられます。
しかしこの拡大床の使用には、豊富な経験と高度な技術が必要。経験の浅い歯科医師が安易に拡大床を用いると、口ゴボが余計にひどくなってしまう可能性があるのです。
そのため拡大床を用いた矯正治療では、より綿密な計画とイレギュラーへの対応能力が歯科医師に必要なのです。
口ゴボで目立つのは前歯であるため、「前歯だけ治せばいいのでは?」とお考えになる方も多いかと思います。しかし既にお話したように、口ゴボの治療では前歯を後ろに下げるだけでなく、奥歯を奥に動かすことが重要です。奥歯を奥に動かせば、前歯を押し出す力を弱め、口ゴボを改善しやすくなります。また奥歯から動かしていけば、前歯周辺に意図したスペースを作りやすいのもメリットです。
こうした構造的な理由があるため、前歯だけを対象にした格安矯正では、口ゴボの根本的な治療は難しいと言えます。例え一時的に改善できても、時間が経つと再発する可能性が高いでしょう。
当院では元の状態に戻らない口ゴボ治療を目指し、奥歯を含めた全ての歯を動かせるマウスピース矯正「インビザライン」を採用しております。
矯正治療と言えば抜歯、とかつては定番の方法でした。抜いた歯の分のスペースを確保できますので、IPRでは対応できない中度以上の口ゴボに対して現在でも有効です。しかしだからと言って「抜けば治る」というわけではありません。
安易に抜歯を行うと、余ったスペースを埋められずすきっ歯になるリスクが生じます。場合によっては顔の印象が変わってしまうことも。
抜歯による矯正を成功させるためには、歯の移動だけでなくスペースをどう埋めるかまで考えた入念な治療計画が必要なのです。豊富な経験と高度な技術を持つ歯科医師でなければ、抜歯矯正を任せるのはやめたほうが無難でしょう。
矯正治療で口ゴボを改善したら、どのようなメリットがあるのでしょうか。見た目はもちろん、意外な点でも良い効果が期待できます。
Eラインとは、鼻の先端からあごの先端までの直線のことを指します。
口ゴボの方は、前歯の突出によってEラインが乱れ、横顔のバランスが崩れがち。前歯を後ろに下げるだけでなく、奥歯も奥に動かせば、Eラインが美しく整います。
その結果、横顔のバランスが整い、自信の持てる横顔を手に入れられるのです。
口ゴボは、前歯の突出だけでなく、エラ張りやフェイスラインの乱れなど、お顔立ちにも影響を及ぼします。これは歯列の乱れによってお口周辺の筋肉バランスにも乱れが生じるからです。
口ゴボを改善することで、顔の印象が大きく変わる患者さまも少なくありません(※)。
口元だけでなく顔全体のバランスまで考慮した治療を行えば、口元の印象が良くなるだけでなく、顔立ちがキレイになることも期待できます。人によってはニキビのお悩みから開放される方もいらっしゃいます。
口ゴボの矯正治療は、見た目の改善だけでなく、健康面でのメリットも期待できます。具体的には、次のような効果が挙げられます。
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口ゴボの矯正治療について詳しくお話ししてまいりました。ここからは当院の矯正治療の特徴についてご説明いたします。
当院では前述の通り、マウスピース型の矯正装置「インビザライン」を用いた治療をおすすめしております。
マウスピースは透明で、装着していてもほとんど目立ちません。また、食事や歯磨きの際には取り外せるため、ワイヤー矯正に比べて生活の質を大きく損ねることがありません。
現代では数多くのマウスピース矯正が登場していますが、その中でほぼ唯一インビザラインだけができること。それが奥歯の移動です。
奥歯を含めた矯正治療の重要さは、本ページをお読みになられた方ならご理解いただけたのではないでしょうか。
そんなメリットたっぷりのインビザラインを詳しくご紹介しております。以下のリンクからぜひご覧ください。
多くの歯科医院では、中度以上の口ゴボを断ることがあるようです。これは対応できる歯科医師がいないこと、前歯だけの矯正システムしか扱っていないこと、などが理由として考えられます。
その点、当院がおすすめするインビザラインは、他院で断られてしまうような中度重度の口ゴボ治療にも対応可能。さらにどの患者さまであっても経験豊かなDr.三嶋が責任を持って治療にあたります。
培った知識・経験と独自の治療ノウハウを活かして、あなたの口ゴボを一緒に改善してまいります。
他院で断られて困っている、自分は中度以上の症状なのではないか…そうした方は以下のページをご覧ください。より詳しく解説しております。
当院は矯正専門医院ではなく、虫歯や歯周病の治療にも対応可能な総合歯科医院です。そのため、マウスピース矯正治療と並行して、虫歯や歯周病の予防・治療を行えます。
インビザラインのマウスピースは患者さまご自身で脱着できるため、歯磨きがしやすいことがメリット。そのメリットをさらに活かせるよう、効果的なケア方法をお教えいたします。
加えて定期的なクリーニングや歯科検診を行い、虫歯や歯周病を早期発見・早期治療。矯正治療中のトラブルを未然に防ぎます。もちろん、矯正完了後のアフターケアもお任せください。
口ゴボの治療に興味が出てきたけれど、費用が気になって先に進めない。そうした方のお役に立てるよう、当院では料金設定にさまざまな工夫をしております。
口ゴボの治療に興味はあるけれど、費用が心配で踏み出せない。そうした方のお力になれるよう、当院ではお支払いの負担を抑えられるデンタルローンを導入しております。
インビザライン・ライト 4,393円/月
インビザライン・フル 8,435円/月
症状の程度にもよりますが、毎月4,393円〜と美容室なみの費用で口ゴボを改善できます。
矯正治療では、治療費以外にもさまざまな費用が必要となります。カウンセリング料や精密検査費用、診断料などです。
患者さまのご不安解消に注力する当院では、これら付随する費用のうち、以下を無料といたしました。総額にすると30万円弱もおトクです。
無料相談は特に、皆さまに喜んでいただいております。どんな小さなことであってもきちんと耳を傾け、ご不安に寄り添います。口ゴボの治療を始めるかどうかは別として、まずは気軽にお話をお聞かせください。
マウスピース矯正の費用は、医療費控除の対象になります。医療費控除とは、1年間の医療費が一定額を超えた場合、超過分が所得税から控除・還付される制度です。
確定申告が必要ではありますが、実質的な口ゴボの治療費をさらに下げることができます。ぜひ有効に活用してください。
マウスピース矯正の治療期間は、口ゴボの程度によって異なりますが、平均して6ヶ月〜2年程度です。軽度の口ゴボなら半年程度、中度以上の口ゴボでも2年以内に治療を完了することができます。
当院では、患者さま一人ひとりのペースに合わせて無理のない治療計画を立てています。途中で治療が停滞することなく、スムーズに治療を完遂できるよう、しっかりサポートいたします。
インビザライン・ライト | 6ヶ月~2年 |
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インビザライン・フル | 1~3年 |
最後に、当院のマウスピース矯正治療の大まかな流れをご説明します。
インビザラインプラチナエリート・1,400症例のDr.三嶋が歯並びの無料相談を実施中。
治療後の歯並びが分かるシミュレーションも可能です。
歯並びの無料相談を実施中です。
治療後はどんな歯並びになるかがわかるシミュレーションもできます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
診療時間:9:00~18:00
休診日:日曜・祝日・木曜(不定期)